セミナーの構成を練る前に『自分に問い掛けるべき5つの質問』

「そうだ、あれもやってみよう!」

「これもやったら喜ぶに違いない!」

 

と、セミナーの内容や構成を練るのに夢中になり、

気づけばボリュームたっぷりの内容。

 

このままだと時間内に伝えきれない!

 

絞らなきゃいけないのはわかっているど、どれも大事な気がして選べない。

そのうち頭が混乱して、どう整理したらいいか分からなくなる、、、

 PCモニターを見て頭を抱えるOL

あなたにもそんな経験はないでしょうか?

 

セミナーの構成や詳細を練る前にもっと考えるべき事があります。

 

逆に、考えていないが故に路頭に迷ってしまうのです。

 

そんな時に役立つのが

【 自分に問いかけるべき良質な質問 】

です。

 

 

今回は中でも重要な質問を5つピックアップし、お伝えします。


セミナーの構成を練る前に

『自分に問い掛けるべき5つの質問』

① 今回伝えたいことを一言で言うとなんだろう?
② 1番来て欲しいのはどんな悩みや課題を持った人だろう?
③ 参加者に価値を提供できているだろうか?
④ セミナーのポイントを3つに絞るとしたら、それは何だろう?
⑤ そもそもなぜ自分はこのセミナーをやろうと思ったのか?

 はてな

 

① 今回伝えたいことを一言で言うとなんだろう?

 

細部の作り込みに夢中になり過ぎて、本来伝えたかった事を失ってしまいがち。

 

もし内容が上手くまとまらないとしたら

伝えたい事が明確になっていない可能性が高いです。

 

「今回お伝えした事は○○です」

 

と言語化しておく事は

受講者のためでもあり、自分のためにもなります。

 

 

② 1番来て欲しいのはどんな悩みや課題を持った人だろう?

 

セミナーに参加して欲しいターゲットは明確になっていますか?

 

ペルソナとなる人がどんな悩みや抱えているのか?

その人になりきり、いかに想像できるかがポイントです。

 

次の質問をヒントにイメージしてみてください。

「どんな背景があって、その悩みを持ったのだろうか?」
「その悩みの奥にはどんな想いが隠れているのだろうか?」
 
 
③ 参加者に価値を提供できているだろうか?

 

自分が伝えたい事を伝えるのももちろん重要ですが

セミナーは【受講者に価値を提供するもの】です。

 

ひとりよがりで自己満足なセミナーになってませんか?

 

そして、

「ターゲットの悩み・課題を解決できるものになっていますか?」

 

参加者視点に立ち、参加者の待ち望むセミナーになっているかどうか

確認してみてください。

 オーダーシャツを着用して考える男

 

④ セミナーの内容を3つのポイントに絞るとしたら何だろう?

 

「来た人にはたくさんの事を持ち帰って欲しい!」

 

その気持ちは大事ですが、

『過ぎたるは猶及ばざるが如し』

 

ということわざにある通り、情報が散りばめ過ぎると

受け手は混乱し、逆に何にも伝わらない、という結果になりかねません。

 

「そうは言っても絞れないよ〜」と言いたい気持ちは抑え、

3つに絞る軸を見つけてみてください。

そのプロセスがあなたのセミナーをさらに進化させます!

 

 

⑤ そもそもなぜ自分はこのセミナーをやろうと思ったのか?

 

人は「What(何)」よりも「Why(なぜ)」に心動かされます。

 

セミナーでは

「Why(なぜ)」=あなたの想い、使命、ビジョン

を伝えることも忘れてはなりません。

 

あなたのセミナーはただ知識を伝えるだけのセミナーになっていませんか?

そもそもの理由も言語化し、パッションを届けましょう!

 

アップルが成功した理由は「なぜ」を示したから – サイモン・シネック氏が語る、まず“ビジョン”を考えることの重要性

 

 

まとめ

今回ご紹介した質問は、セミナーを家に例えるとしたら、大事な「骨組み」の部分を作る重要な問いです。

 

そして、一度考えたらお終いではなく

時折、自分に問い掛け、芯からブレないコンテンツを作り、

多くの人に価値あるセミナーを届けてもらえたら幸いです。

 

 

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