今後、どのようにビジネスをしていくか?『マッキンゼーが予測する未来』

今日はこちらの本を読んでいました。

 

『マッキンゼーが予測する未来

―近未来のビジネスは、4つの力に支配されている』

リチャード・ドッブス

ジェームズ・マニーカ

ジョナサン・ウーツェル著

ダイヤモンド社 2017年1月

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話題になっているようで

書店で平積みになっているのを見かけましたが

皆さんはお読みになりましたか?

 

 

非常に濃い内容の本でしたが

要約すると、

 

これからの時代は、
1.経済中心の移動
2.テクノロジー
3.地球規模の老化
4.フロー(流れ)の高まり

の点でこれまでと大きく変わるため、

これまでの経験に基く直観は意味をなさなくなる。

これを踏まえて直観力をリセットしなくてはならない

ということでした。

その中でも興味深く、

ビジネス視点で重要だと思われたのは、


1.経済の拠点は「国」レベルではなく

「都市」レベルになる。
都市という高い利便性、

人口過密の中で栄える産業が発展する。

例えばUBERは、

車を出せる人と車に乗って移動したい人が、

一定数、同じ場所にいないと産業として成り立たない。

2.テクノロジーの進化スピードは加速する
テクノロジーに進歩によって、

異業種(主にIT)からの事業参入が加速すると同時に

、材料の進歩によって道具は低価格化し、

人々が新しいテクノロジーを受け入れるまでの

時間が劇的に短くなっている。

 

3.アフリカ以外の地球全体で高齢化が進む
2030年には世界34の国が超老人国となり

(平均寿命は伸びる)、労働力の老化と縮小が起こる。

 

4.価値の移動とグローバル化
全てが地球規模で移動するようになり、

その結果、石油の値段がトウモロコシの値段と

連動するというような強い相互作用が

これまで見られなかった部分に顕れるようになる。

 

という点です。

 

 

全体を通じて、
情報やツールが個人にも広く普及することで、

フォーカスされたニッチ市場を攻める小さな企業・個人と、

広くグローバル化する大企業に

二極化していく・・・

というように読み取れました。

 

 

 

AIの登場や高齢化などによって

仕事の形は今後、

急速に変わっていくことが予想されます。

 

ツールが安価に使えるようになったことで、

個人規模の事業も

資金をかけずに大きくすることが可能になる一方、

機敏に対応できないことは事業の存続に関わります。

 

 

そのような事態に対応するためにも、

自分のビジネスをフォーカスし、

軸をもって

「できること・やること」と

「できないこと・やらないこと」を

明確にしておく必要性が益々高まっているなと感じました。

 

 

「危険よりも機会にフォーカスしよう」~エピローグから~

 

みさなんのビジネスは

機会を捉えて機敏に動けるようにフォーカスされていますか?

今一度振り返ってみてください。

 

 

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