中途半端な仕事は中途半端な結果を
生み出します。
これと同様に、なんとなく、
とりあえずやってしまったビジネスは
最高の結果を産むことはできません。
戦う前に勝てる戦略を作ることが
大事です。
僕が構想4ヶ月、
3年で30億円の売上を作ったビジネスは
宅配釜飯というジャンルでした。
市場規模(宅配釜飯市場の全ての売上)は
50億円程度ですので、
30億という結果はシェア80%を
取っています。
そもそも宅配の釜飯を始めた理由は
2つありました。
1つは業務用炊飯器の
釜飯を炊き上げる技術が高かったので、
家では作れないクオリティーの商品が
簡単に作れたからです。
もう一つは、業界のリーダー、
ライバルに勝てる市場だった。
この2つが大きな勝因です。
宅配と言えば「ピザ」を思い浮かべると
思います。
市場も大きく可能性もあります。
ですが、
ピザはドミノピザさん、
ピザーラさん、ピザハットさんが
市場を独占していて、
新しいピザの業態を作っても
この3社に勝つのは至難の技です。
また3社がやっていない本格派の
石窯ピザを出したらニッチ市場を
狙えるのですが、
そこにはサルバトーレさんが
もうポジションを取っていました。
つまりピザで戦える市場は
残されていなかったんです。
僕たちは宅配寿司の銀のさらを扱う
会社でしたので、ピザのノウハウも
なかったので、
ザ業界に参入することは最初から
考えていませんでした。
そして、最初から戦わずに勝てる市場は
どこだったのか?を考えた際に、
銀のさら(寿司)で培ったノウハウを
活かせ、会社の理念である日本文化を
発展させるという切り口から扱う商品と
いったら釜飯でした。
また釜飯はライバルも大手がいなく、
ライバルにも勝てそうだったので
思い切って参入することを決めました。
つまり、最初からその市場のパイを
取れると思っていたので成功したのです。
50億の市場の最低6割は取れると
判断してからその市場に
参加しましたので30億は最初から
見込めていたのです。
こうやって自分の市場のどれくらいの
規模を得ようと思って、
オリジナルビジネスを作成すると
戦う前に有利なポジションで
展開できます。
ぜひ自分に置き換えて
考えてみてください。
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