創業1500年続いた金剛組に学ぶ「伝承」する企業経営の仕組み ~究極のフランチャイズの仕組みを発見~

 

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本日お伝えしたい事は、
1,500年も会社を継続させてきた
世界一長く継続している会社!!

「金剛組」から学ぶ「伝承」する
企業経営の仕組みについて
書きたいと思います。

 

その前に私は以前、
「世界一長く続いている会社を
知っていますか?」と師から
質問されました。

今では私も同じようにこの質問を
多くの経営者や起業家の皆様に
行うのですが、

インドの○○とか、
中国の●●とか、
アメリカの○○など、
様々な回答が返ってきます。

実は私も師より
この質問を投げかけられた当時は、

自信を持って「アメリカの鉄鋼関係」と
言いました(笑)

その時は非常に恥ずかしい
思いをしました。


だって私はフランチャイズの
プロですから、
言い換えたら
「伝承」のビジネスモデルを
構築するプロですから、

そのプロが本質である、
過去の研究を怠っていたと言う事に
恥ずかしくなってしまいました。

そして、答えを聞いた時に
もっと愕然としました。

同時に、その答えを知った事で、
私は「基礎」や「本質」が抜け落ちて
しまう事に危機感を感じました。

話は少し脱線しますが、
何事も基礎や本質を知る為の過去を
知る事が非常に重要だと痛感しました。

答えはタイトルにもある通り、
「日本企業」の「金剛組」なのですが、
まさか母国に優れた成功事例が
あったのか?とびっくりしました。

金剛組の創業はなんと聖徳太子が
活躍していたと言われる

「飛鳥時代(西暦578年)」からあり、
それから2008年まで伝承され、
約1,500年も継続し続けました。
(※至極当たり前ではありますが、
  当時会社と言う言葉は無かったと
  思われます。ですがここでは、
  分かりやすくする為に金剛組を
  会社と言う表現で伝えます。)

 

では、なぜ金剛組は1500年も
継続することが出来、
実績を
積み上げていったのでしょうか?

 

現在、会社の寿命はアメリカで5年。
日本では7年だとされています。

 

グローバル社会の中で戦う現代では、
企業の命も短命になりがちです。

 

フランスのシャネルは100年ですし、
イギリスのバーバリーは150年の
歴史しかありません。

 

しかし、それら有数企業の
10倍以上長く継続している
金剛組はいったい何を
行ってきたのでしょうか?

 

Wikipediaによると、
金剛組のシゴト内容は、
寺社仏閣建築の設計・施工、
城郭や文化材建築物の復元や
修理等を主に手がけており、
旧来からの伝統的な建築を
得意分野としてきたそうです。

過去の金剛組の資料を
紐解いていくと、
非常に職人職の強い業種でも
あるので、棟梁から弟子へ
シゴトを伝承していきながら、
弟子を育て、維持、発展、継続を
した結果であると予測出来ます。

 

棟梁自らが背中を見せて、
弟子にシゴトを伝承する流れこそ、
長く会社を繁栄させた鍵であると感じます。

 

つまり、伝承し続けることが、
1,500年の暦を刻む結果に
なったと言えます。

 

日本は島国であり、
侵略が無かったことも
継続の理由として上げられるそうです。

 

しかし、拓殖大学国際学部教授
野村進先生は、
自ら「手を汚す(動かす)」ことで
何かを生み出すことを尊ぶという
日本人の価値観が継続の理由だとも
話しております。

 

意外にも、この考え方は世界では
珍しいそうで、日本人は元々
職人気質で、何かを受け継いだり
学んだりするのが得意なのかも知れません。

是非金剛組を参考にして
欲しいですし、日本人の
特性を生かす為にも、
ご自身のビジネスを作るだけではなく、
そのビジネスを広げる事や
伝承することを意識してみて
欲しいと思います。

 

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