ミシュラン3つ星から学ぶ、伝承『継続』のこだわりとは?

  なぜお祝いのお店を銀座奥田に したのかと言いますと、   オーナーの奥田さんの和食に かける想いを阪本さんに 知ってもらいたかったからです。   奥田さんは本も何冊も 出されて、TVにも出ていて とても有名で、   最近では寿司、和食の スクールを立ち上げたり、 海外にお店を出したり、 学校給食で和食を教えたりと、   和食を絶やさないための 活動をしており、   和食にかける想いや使命が 「和食を絶やしたくない」という 気持ちが強く、 共感できることが沢山あるので、   彼の考えを知って阪本さんの スクールに活かして欲しいと 思ってお店に行きました。   奥田さんも料理長の 五十嵐さんもとても気さくな方で、 たくさんお話をしたり、 おもてなしを受けてきましたが、   話の中で「継続」についての 話が特に印象的でした。   銀座奥田6年目の五十嵐さんに 「なんでこの仕事をやっている のですか?」と聞きましたら、   「楽しいからです。」と 返ってきたので、   「いつから楽しくなったのですか?」と 聞いたら、   楽しくなったのは数年前で、 自分で工夫したり、 考えたりしながら、研究して お客様に喜んでいただくことが わかってきたら、とにかく楽しく なってきたとおっしゃっていました。   あとは師の言ってることが 繋がって理解できるようになった時は 本当に楽しいとおっしゃってました。   それは私も同じ感覚の時があるので よく理解できました。   そして、このような経験は 何年も継続して、受付や洗いや 仕込みという板場以外のことを やってきたからこそ気付けましたと おっしゃっていました。   最近はちょっとうまくいくと できた気になったり、 すぐ資格をとって人に教えたりという にわか型の起業家が増えていますが、   いくらネット社会になり、 便利になったといえども外せない 「基礎」を習得しないままの人は すぐにメッキがはがれます。   上辺だけが最も通用しない 職人の世界では、継続してこそ 価値が出てくるということを 話してくださり、   その話を聞いて私がやっている 「起業の土台を作る基礎」はとても 重要なことと再認識できました。   掃除でも、皿洗いでも、受付でも、 板場に立つこともすべて お客様をおもてなしする姿は一緒で、   一つ一つ継続することで その本質が見えてくるということが よくわかりました。   無駄なことは一つもなくて、 目の前の仕事に全力で継続すると 「楽しすぎて仕方がなくなる」 ということがはっきりしました。   私ももっとこだわって、 誰にも負けない世界を作り ながら、好きで続けている環境を 手にしようと思いました。   「今無駄に見える成果の出ない行動も    理想の未来に必ず繋がっていて、   やりきるとその先が見えてきて、    そのことが好きになること」   を、是非知って欲しいと思います。   では。         アントレ・トレーニングバナー]]>